CTとMRIの違い
CTもMRIも、どちらも大きな筒の中に寝た状態で入る検査方法です。
どちらも似たような機械なので、見た目では違いがわからない人も多いと思いますが、それぞれ特徴があります。
CTのメリット
- 撮影時間は短く10分~15分程度
 - 検査中の音が小さい
 - 体内にボルトやペースメーカーが入っていても検査ができる
 
CTのデメリット
- 
病気によって正常組織とのコントラストをつけるため造影剤を使わないと診断が難しいことがある(自費検診の場合、造影剤は使用しません)
 - 骨と空気が区別される
 - 放射線を用いて検査する
 
MRIのメリット
- 磁気を用いて検査するため、被爆しない
 - 撮影時間は約30分
 - 骨と空気の区別がされない
 - 造影剤を使わなくても血管の撮影ができる(脳血管の精査は優れている)
 
MRIのデメリット
- 閉所恐怖症の方には不向き
 - 体内にボルトやペースメーカーのある人は撮影不可
 - 機械音が大きい
 
CTに向いているもの
CT検査で有効なのは、腹部の肝臓、すい臓、腎臓などの実質臓器や呼吸器や骨などの部位です。
部位
    
        呼吸器(肺)
    
    
        肝臓・膵臓・腎臓
    
    
        骨
    
病気
    
        肺炎
    
    
        肺がん
    
    
        胸水
    
    
        腹部腫瘍(肝がん、膵がん等)
    
    
        尿管結石
    
    
        腎結石
    
    
        くも膜下出血
    
    
        脳出血
    
    
        副鼻腔炎
    
    
        骨折
    
MRIに向いているもの
MRI検査では、脳血管や脊髄、関節、婦人科系疾患、前立腺、膀胱などに有効です。
部位
    
        心臓
    
    
        脊髄
    
    
        卵巣・子宮
    
    
        膀胱
    
病気
    
        脳梗塞
    
    
        脳腫瘍
    
    
        脳動脈瘤
    
    
        椎間板ヘルニア
    
    
        胆管、膵管
    
    
        卵巣腫瘍
    
    
        子宮筋腫
    
    
        半月板損傷
    
    
        靭帯損傷
    
    
        脊髄損傷
    
    
        前立腺がん
    
※CTもしくはMRIにはそれぞれ得意・不得意があります。その選択は、医師の判断が必要です。ご不明な点は、診察時にご相談下さい※
CTとMRIの違い
CTもMRIも、どちらも大きな筒の中に寝た状態で入る検査方法です。
どちらも似たような機械なので、見た目では違いがわからない人も多いと思いますが、それぞれ特徴があります。
CTのメリット
- 撮影時間は短く10分~15分程度
 - 放射線を用いて検査する
 - 検査中の音が小さい
 - 体内にボルトやペースメーカーが入っていても検査ができる
 
CTのデメリット
- 
病気によって正常組織とのコントラストをつけるため造影剤を使わないと診断が難しいことがある(自費検診の場合、造影剤は使用しません)
 - 骨と空気が区別される
 
MRIのメリット
- 磁気を用いて検査するため、被爆しない
 - 撮影時間は約30分
 - 骨と空気の区別がされない
 - 造影剤を使わなくても血管の撮影ができる(脳血管の精査は優れている)
 
MRIのデメリット
- 閉所恐怖症の方には不向き
 - 体内にボルトやペースメーカーのある人は撮影不可
 - 機械音が大きい
 

              
        
        
				
				
				


